通訳は、
本番前の資料の読み込みや、トレーニングなど、
準備からして激務です。
さらに
1日8時間の通訳 x 数日、という
超ハードスケジュール。
5キロ近く痩せましたが、
なんとか、いい通訳ができた!と思いました。
けれど...
スポットライトを浴びるのは、
通訳者ではなく、講師(当たり前)。
承知の上ですが、
がんばった分、”あ〜あ...”と虚しかった。
しかも、事務のミスをしてしまい
落ち込んで。
そうしたら、
打ち上げで、
最後の最後に
講師が、言ってくれたのです。
「本当に素晴らしい通訳だった。
ハイレベルな内容で、大変だったよね。
僕は世界中でいろんな通訳を雇ったけど
君は群を抜いて一番だ!ありがとう」
マスカラぼろぼろで、泣きました。
講師も、泣いていました。
全部が報われたと思いました。
講師が、わかってくれれば、いいのです。
そして、宇宙通訳の仕事も、一緒です。
クライアントさんに、
希望と安心感を持ってもらうために、
宇宙通訳をするのです。
クライアントさんに、
”通訳スキル”を褒めてもらうためでは、ない。
通訳ですから!完全裏方です。
でも...でも!
私が担当した宇宙存在は、必ず見ていて、覚えていて、
讃えてくれる。
そして、宇宙からの賞賛は、
クライアントさんの"笑顔"や"涙"を通して、
届けられます。